四二やく)” の例文
この先の五丁目次郎兵衛だなに同じく小物渡世で与惣次よそうじという四二やく近い男鰥おとこやもめが住んでいて、たいして別懇でこそなけれ、藤吉も彦兵衛も勘次も朝夕顔を見れば天気の挨拶位は交す仲だった。
四二やくかい?」
助五郎余罪 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)