“喜代子”の読み方と例文
読み方割合
きよこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ほう、そうか、この片っぽの靴下、持ってってやれ。喜代子きよこに、よく云ってナ、春の風邪かぜは、赤ン坊の生命いのち取りだてえことを」
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
それは喜代子きよこという彼の長女の出産届の下書であった。
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「弦おじちゃん、大変でしたね」あによめ喜代子きよこも、お妻について弦三をかばった。「さあ、ミツ子、おじちゃん、おかえんなさいを、するのですよ」
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)