トップ
>
商人体
>
しょうにんてい
ふりがな文庫
“
商人体
(
しょうにんてい
)” の例文
私の乗った方には、二重マワシを着た長顔の鬚の白い老人と、
黒羅紗
(
くろらしゃ
)
の筒袖の外套を着た三十恰好の
商人体
(
しょうにんてい
)
の男とが乗っていた。
遠野へ
(新字新仮名)
/
水野葉舟
(著)
そう云って立ち上ったのは、
商人体
(
しょうにんてい
)
の四十近くの男だった。一座は
俄
(
にわ
)
かにザワめいて、ドヤドヤと少女の周囲に馳けよった。
省線電車の射撃手
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
行き詰まって金の鯱の鱗を剥がす策略を
廻
(
めぐ
)
らしているのか、それとも一区で五銭払うのは
馬鹿
(
とろ
)
くさいと考えているのか、僕には一寸判断がつき兼ねた。ところへ停留場で又一人の
商人体
(
しょうにんてい
)
が乗り込んだ。
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
「前では賑かだな。」と私とならんでいた
商人体
(
しょうにんてい
)
の男がつぶやいた。老人もハハハハと大きい口を開けて笑った。私もつい微笑せずにはいられなかった。
遠野へ
(新字新仮名)
/
水野葉舟
(著)
とお父さんは隣席の
商人体
(
しょうにんてい
)
と話を始めた。
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
商
常用漢字
小3
部首:⼝
11画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
体
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
“商人”で始まる語句
商人
商人衆
商人風
商人家
商人店
商人気質
商人宿
商人魂
商人方
商人連