“和那美”の読み方と例文
読み方割合
わなみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれその水門に名づけて和那美わなみ水門みなとといふなり。またその鳥を見たまへば、物言はむと思ほして、思ほすがごと言ひたまふ事なかりき。
そして、やっとのことで和那美わなみという港でわなあみを張って、ようやく、そのこうの鳥をつかまえました。そして大急ぎでみやこへ帰って、天皇におさし出し申しました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
遂に高志こしの國に追ひ到りて、和那美わなみ水門みなとに網を張り、その鳥を取りて、持ち上りて獻りき。