“命縷”の読み方と例文
読み方割合
めいる100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかるに万死の貧民に向って道を譲らざる無礼を責め、無慙むざんなる馬丁べっとうかれを溝際に投飛ばして命縷めいるまさに絶えなんとする時、馬車は揚々として立去れり。
貧民倶楽部 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)