呼懸よびか)” の例文
人の声を聞き、姿を見ようとは、夢にも思わぬまで、遠く里を離れて、はや山深く入っていたのに、呼懸よびかけたのは女であった。
薬草取 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
雪枝ゆきえくものを呼懸よびかけた。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)