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呷飲
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あふ
ふりがな文庫
“
呷飲
(
あふ
)” の例文
「そりや面白うごわすな、一つ
演
(
や
)
つてみようぢやごわりませんか。」安物の武士道の鼓吹者は血を
啜
(
すゝ
)
るやうな気持で、ぐつと
熱燗
(
あつかん
)
の酒を
呷飲
(
あふ
)
つた。「お互に一
世
(
せ
)
一代の積りでな。」
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
少し前の事だが、Kといふ若い法学士が夜更けて
或
(
ある
)
料理屋の門を出た。酒好きな上に酒よりも好きな
妓
(
をんな
)
を相手に夕方から
夜半
(
よなか
)
過ぎまで立続けに
呷飲
(
あふ
)
りつけたので、
大分
(
だいぶん
)
酔つ払つてゐた。
酒
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
少し前の事だが、Kといふ若い法学士が夜更けて
或
(
ある
)
料理屋の門を出た。酒好きな上に酒よりも好きな
妓
(
をんな
)
を相手に夕方から
夜半
(
よなか
)
過ぎまで
立続
(
たてつゞ
)
けに
呷飲
(
あふ
)
りつけたので、
大分
(
だいぶん
)
酔つ払つてゐた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
呷
漢検1級
部首:⼝
8画
飲
常用漢字
小3
部首:⾷
12画
“呷”で始まる語句
呷
呷切
呷々
呷上