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呶鳴
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どなり
ふりがな文庫
“
呶鳴
(
どなり
)” の例文
お葉の火の手が折角
鎮
(
しず
)
まりかかった処へ、又もや
斯
(
こ
)
んな
狂気婆
(
きちがいばばあ
)
が
飛込
(
とびこ
)
んで来て、
横合
(
よこあい
)
から余計な
藁
(
わら
)
を
炙
(
く
)
べる。重ね重ねの面倒に
小悶
(
こじれ
)
の来た市郎は、再び大きい声で
呶鳴
(
どなり
)
付けた。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
「
煩
(
うるさ
)
いよ」お島は
終
(
しまい
)
に
呶鳴
(
どなり
)
出した。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
「
喧
(
やかま
)
しい、
引込
(
ひっこ
)
んでいろ。」と、市郎は
疳癪
(
かんしゃく
)
を
起
(
おこ
)
して
呶鳴
(
どなり
)
付けた。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
呶
漢検1級
部首:⼝
8画
鳴
常用漢字
小2
部首:⿃
14画
“呶鳴”で始まる語句
呶鳴込