味噌気みそけ)” の例文
あいつもはじめはそれが、味噌気みそけだつたんだらう。僕が知つてからも、随分ずゐぶんいい気になつて、くすぐつたもんさ。所がいくら南瓜かぼちやだつて、さう始終洒落しやれてばかりゐる訳にやきやしない。
南瓜 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)