“吾勝(われが)” の例文
「もう二分と経たない間に沈んでしまうぞ」同室の将校達は、奇声(きせい)をあげて、非常梯子の滑(すべ)り金棒(かなぼう)に飛びつくと吾勝(われが)ちに、第一甲板(かんぱん)の方を目懸けて、降りて行った。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)