“われが”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
我勝75.0%
吾勝25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
我勝われがちにと、ずぶ濡れの頭をうち振ると早くも背後をふり向き、牙を鳴らし、前脚をはたいた。だが
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
「もう二分と経たない間に沈んでしまうぞ」同室の将校達は、奇声きせいをあげて、非常梯子のすべ金棒かなぼうに飛びつくと吾勝われがちに、第一甲板かんぱんの方を目懸けて、降りて行った。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)