“われがち”の漢字の書き方と例文
語句割合
我勝100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
生徒は互ひに上草履鳴して、我勝われがちに体操場へと塵埃ほこりの中を急ぐ。やがて男女の教師は受持受持の組を集めた。相図のふえも鳴つた。次第に順を追つて、教師も生徒も動き始めたのである。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)