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吶
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どもり
ふりがな文庫
“
吶
(
どもり
)” の例文
宮奴
(
みやっこ
)
が仰天した、馬顔の、
痩
(
や
)
せた、貧相な中年もので、かねて
吶
(
どもり
)
であった。
茸の舞姫
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
云わんとすることは
未
(
ま
)
だ
種々
(
いろいろ
)
畳
(
たたま
)
っているらしいが、山育ちの悲しさには彼の口が自由に廻らぬ。重太郎は
唖
(
おし
)
か
吶
(
どもり
)
のように、
半
(
なかば
)
は身振や手真似で説明しながら、
其
(
そ
)
の切なき胸を訴えているのである。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
吶
漢検1級
部首:⼝
7画
“吶”を含む語句
吶喊
吶々
吶弁
吶声
吶嗟