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合歓木
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ねむのき
ふりがな文庫
“
合歓木
(
ねむのき
)” の例文
旧字:
合歡木
その頃わが邦へ渡ったかの国人が、奥羽地方で
合歓木
(
ねむのき
)
をかかる難地へ植えて砂防を完成すると聞き、帰国の上官へ告げて試むると果して竣功したという。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
やはり同刻限に青年男女川の辺に集まり、手に手に
合歓木
(
ねむのき
)
と大豆との葉を持ってこれを水に投込み
年中行事覚書
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
源右衛門の家の背戸は、葉の落ちた
野茨
(
のいばら
)
、
合歓木
(
ねむのき
)
、うつぎなどの枝木で殆んど覆われている。家の腰を覆うて枯蘆もぼうぼうと生えている。はね
釣瓶
(
つるべ
)
の尖だけが見える。
取返し物語
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
母が没した後父と来たとき植えさせた
合歓木
(
ねむのき
)
が風に吹き折られもせず一丈ほどに成長している。
獄中への手紙:04 一九三七年(昭和十二年)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
他所では少なくともネブタは
合歓木
(
ねむのき
)
と睡魔とを意味し、マメはまた豆と壮健とを意味していた。
年中行事覚書
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
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合歓木
(
ねむのき
)
がその崖に枝垂れて花咲いたりする眺めもある。
犬三態
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
つまりはネプタを
合歓木
(
ねむのき
)
のことだと、考えなくなってからの空想が元らしく、その終りの
囃
(
はや
)
しのダサバダセヨは、青森市中で流行っている「エッペ出せ出せ」のおかしな言葉と共に
年中行事覚書
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
“合歓木(ネムノキ)”の解説
ネムノキ(合歓木、合歓の木、Albizia julibrissin)はマメ科ネムノキ亜科クロンキスト体系ではネムノキ科とする。の落葉高木。別名、ネム、ネブ。夜になると小葉が閉じて垂れ下がる就眠運動を行うことが知られている。
(出典:Wikipedia)
合
常用漢字
小2
部首:⼝
6画
歓
常用漢字
中学
部首:⽋
15画
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
“合歓”で始まる語句
合歓
合歓花
合歓樹
合歓綢繆