“合歓綢繆”の読み方と例文
読み方割合
ごうがんちゅうびゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
合歓綢繆ごうがんちゅうびゅうを全うせざるもの詩家の常ながら、特に厭世えんせい詩家に多きを見て思うところなり。そもそも人間の生涯に思想なる者の発芽しきたるより、善美をねがうて醜悪を忌むは自然の理なり。
桜の実の熟する時 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)