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右瞻左瞻
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とみこうみ
ふりがな文庫
“
右瞻左瞻
(
とみこうみ
)” の例文
とお三重の、その清らかな
襟許
(
えりもと
)
から、優しい
鬢毛
(
びんのけ
)
を
差覗
(
さしのぞ
)
くように、
右瞻左瞻
(
とみこうみ
)
て
歌行灯
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
なお
前途
(
ゆくて
)
の空を
視
(
なが
)
め視め、かかる日の高い松の上に、蝉の声の
喧
(
かまびす
)
しい中にも、
塒
(
ねぐら
)
してその鵲が居はせぬかと、仰いで幹をたたきなどして、
右瞻左瞻
(
とみこうみ
)
ながら、うかうかと並木を
辿
(
たど
)
る——
大
(
おおき
)
な
蜻蛉
(
とんぼ
)
の
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
姥
(
うば
)
はあらためて
右瞻左瞻
(
とみこうみ
)
たが
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
しり込みするのを
右瞻左瞻
(
とみこうみ
)
わか紫
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
主税は横から
右瞻左瞻
(
とみこうみ
)
て
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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三造を
右瞻左瞻
(
とみこうみ
)
て
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
右
常用漢字
小1
部首:⼝
5画
瞻
漢検1級
部首:⽬
18画
左
常用漢字
小1
部首:⼯
5画
瞻
漢検1級
部首:⽬
18画