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台閣
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だいかく
ふりがな文庫
“
台閣
(
だいかく
)” の例文
曾は思いあがってきて、すっかり気をおとして帰ったが、それから
台閣
(
だいかく
)
の想いはあわいものになった。そして山へ入ったが終った所がわからなかった。
続黄梁
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
台閣
(
だいかく
)
諸侯、奉行輩、奢侈に耽り無為に日を暮らし、近世珍らしい大飢饉が、帝の赤子を餓死させつつあるのに、ろくろく救済の策さえ講ぜず、安閑として眺めている。
前記天満焼
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
可哀想なる
地底
(
ちてい
)
の坑夫よ。気の毒なる店頭の人、デスクの人よ。笑止なる
台閣
(
だいかく
)
の人よ。羨む可き爾農夫よ。爾の家は仮令豕小屋に似たり共、爾の働く舞台は青天の下、大地の上である。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
ユウゴオ
咈吁
(
ふつく
)
として答ふらく「天才なり」と。バロツシユその答にや
憤
(
いきどほ
)
りけん
傍人
(
ばうじん
)
に
囁
(
ささや
)
いて云ひけるは、「このユウゴオ氏も聞きしに
勝
(
まさ
)
る狂人なり」と。
仏蘭西
(
フランス
)
の
台閣
(
だいかく
)
亦
(
また
)
這般
(
しやはん
)
の俗漢なきにあらず。
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“台閣”の意味
《名詞》
台閣(たいかく / だいかく)
高く壮大な建築物。
国政を行う機関。
(出典:Wiktionary)
台
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
閣
常用漢字
小6
部首:⾨
14画
“台閣”で始まる語句
台閣諸侯