台木どぎ)” の例文
旧字:臺木
何有なあに!』とお由は又言つた。そして、先刻さつきから三度目の同じ弁疏いひわけを、同じ様な詰らな相な口調で付加へた、『晩方に庭の台木どぎ打倒ぶんのめつてつたつけア、腰ア痛くてせえ。』
赤痢 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)