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台木
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だいぎ
ふりがな文庫
“
台木
(
だいぎ
)” の例文
旧字:
臺木
吉は仮面を引きずり降ろすと、
鉈
(
なた
)
を振るってその場で仮面を二つに割った。暫くして、彼は持ち馴れた下駄の
台木
(
だいぎ
)
を眺めるように、割れた仮面を手にとって眺めていた。
笑われた子
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
果樹や花の木の新種というものは、実をもいで来て
播
(
ま
)
いて生やすよりは、
台木
(
だいぎ
)
を見つけてそれに
接穂
(
つぎほ
)
をするほうが早く成長する。そしてその台木には大ていは同種の木が用いられる。
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
“台木(接ぎ木)”の解説
接ぎ木(つぎき)とは、2個以上の植物体を、人為的に作った切断面で接着して、1つの個体とすることである。このとき、上部にする植物体を穂木(接穂、継穂、ほぎ、つぎほ)、下部にする植物体を台木という。
通常、遺伝的に異なる部分から構成されている個体を作る技術として用いられるが、穂木の増産・入れ替え、根の病害虫対策、狭い果樹園での受粉、果樹等の育種年限の短縮化、げっ歯類などから受けた傷の治療、接木キメラの育成などの目的で行われる場合もある。
(出典:Wikipedia)
台
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
“台”で始まる語句
台
台詞
台所
台辞
台湾
台風
台場
台命
台盤所
台石