“可怨”の読み方と例文
読み方割合
うらめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「まあ、砂がついて、あれ、こんなに、」と可怨うらめしそうに、袖についたほこりを払おうとしたが、ふと気を着けると、たもと冷々ひやひやと湿りを持って、まみれた砂も落尽くさず
黒百合 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)