“句集”の解説
句集(くしゅう)は、連句、付句、発句、俳句などの作品を集めた書物。一人の作者によるものと複数の作者の句を集めたもの、ならびに自選・他選の別がある。
連歌では『菟玖波集』(1356年)の選定資料となった小槻量実の付句集が現存するうちでは最古。俳諧では定環の『犬俤』(1636年)が早い例である。俳諧の発句集は近世中期以降、故人の発句集や同門・知人の選による個人句集、名家の類題句集に混じり存命作家の自選句集なども現われるようになるが、現代のように個人の作家が生前に何部も自身の句集を出すことは稀であった。
(出典:Wikipedia)
連歌では『菟玖波集』(1356年)の選定資料となった小槻量実の付句集が現存するうちでは最古。俳諧では定環の『犬俤』(1636年)が早い例である。俳諧の発句集は近世中期以降、故人の発句集や同門・知人の選による個人句集、名家の類題句集に混じり存命作家の自選句集なども現われるようになるが、現代のように個人の作家が生前に何部も自身の句集を出すことは稀であった。
(出典:Wikipedia)