“古話”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
むかしばなし50.0%
ザガ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いづれのくににも古話むかしばなしといふものありて、なかなかに近きころの小説家などの作り設くとも及びがたきおもしろみあるものなり。
印度の古話 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
ですから、あの方々が、何故揺籃のうちにこの館に連れて来られ、そうして鉄の籠の中で、老いの始まるまで過さねばならなかったかということは、もう今日では、過ぎ去った古話ザガにすぎません。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)