反当たんあたり)” の例文
ぼくらはそこの土性どせいもすっかりしらべた。水さえ来るならきっと将来しょうらい反当たんあたりごくまではとれるようにできると思う。
或る農学生の日誌 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
なぜならいままでは塩水選をしないでやっと反当たんあたりこくそこそこしかとっていなかったのを今度こんどはあちこちの農事試験場のうじしけんじょう発表はっぴょうのように一割の二斗ずつの増収ぞうしゅうとしても一町一反では二石二斗になるのだ。
或る農学生の日誌 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)