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双眼
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そうがん
ふりがな文庫
“
双眼
(
そうがん
)” の例文
旧字:
雙眼
ようやく登り詰めて、余の
双眼
(
そうがん
)
が今
危巌
(
きがん
)
の
頂
(
いただ
)
きに達したるとき、余は
蛇
(
へび
)
に
睨
(
にら
)
まれた
蟇
(
ひき
)
のごとく、はたりと
画筆
(
えふで
)
を取り落した。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
何人
(
なんびと
)
をも不安にしなければやまないほどな注意を
双眼
(
そうがん
)
に集めて彼を凝視した。
隙
(
すき
)
さえあれば彼に近付こうとするその人の心が
曇
(
どん
)
よりした
眸
(
ひとみ
)
のうちにありありと読まれた。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
双
常用漢字
中学
部首:⼜
4画
眼
常用漢字
小5
部首:⽬
11画
“双眼”で始まる語句
双眼鏡
双眼色
双眼視