“そうがん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
蒼顔50.0%
双眼25.0%
窓龕12.5%
雙眼12.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「何処をやられたのです」と訊ねると、「ひざじゃ」とそこを押えながらしわの多い蒼顔そうがんゆがめる。
夏の花 (新字新仮名) / 原民喜(著)
刀痕とうこんの深い左膳の蒼顔そうがん、はや生き血の香をかぐもののごとく、ニッと白い歯を見せた。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
何人なんびとをも不安にしなければやまないほどな注意を双眼そうがんに集めて彼を凝視した。
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
ようやく登り詰めて、余の双眼そうがんが今危巌きがんいただきに達したるとき、余はへびにらまれたひきのごとく、はたりと画筆えふでを取り落した。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
小説家は窓龕そうがんの中へ引きこもってしまった。
「ハイ」とおしょうは顔を上げた。雙眼そうがん涙を含める蒼ざめた顔を月はまともに照らす。
恋を恋する人 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)