“蒼顔”の読み方と例文
旧字:蒼顏
読み方割合
そうがん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「何処をやられたのです」と訊ねると、「ひざじゃ」とそこを押えながらしわの多い蒼顔そうがんゆがめる。
夏の花 (新字新仮名) / 原民喜(著)
刀痕とうこんの深い左膳の蒼顔そうがん、はや生き血の香をかぐもののごとく、ニッと白い歯を見せた。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
あるいははさみひげをつんでいる、あの金髪きんぱつ蒼顔そうがんなる若い学生、彼ら両者をとらえて、義務の息吹いぶきを少し吹き込み、ブーシュラー四つつじやプランシュ・ミブレー袋町で向かい合って立たしめ