“南高来”の読み方と例文
読み方割合
みなみたかき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
出かけていったのは、雲仙うんぜんです。詳しくいうと、長崎県の南高来みなみたかき郡ということになりますが、別段友達がいたわけでもなければ、用事があったわけでもありません。
墓が呼んでいる (新字新仮名) / 橘外男(著)
肥前南高来みなみたかき郡安中村大字中木場字仁田ノ坂
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
あの夕方門の前にたたずんでいた以来は、何の消息たよりもありませんが、しかしその五月前の葉書には、確かに南高来みなみたかき郡大野木村郵便局留置とめおきと、いつもの住所が書いてあったのです。
墓が呼んでいる (新字新仮名) / 橘外男(著)