“雲仙”の読み方と例文
読み方割合
うんぜん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それからは一直線に長崎へ! この前は、島原から雲仙うんぜんへ出て、山道を歩いて東水の尾へ出ましたが、これは偶然のまぐれ当りです。
墓が呼んでいる (新字新仮名) / 橘外男(著)
雲仙うんぜんの国立公園のゴルフ場では、たった一つだけ困ることがある。あの山のからすは横合からやって来て、飛んでいる球をくわえて行ってしまう。
そこへ来た外人客の食事の材料も、雲仙うんぜん方面へ出す野菜類も、みんなここで作らせるつもりでおいでになったでやす。
墓が呼んでいる (新字新仮名) / 橘外男(著)