南谷みなみだに)” の例文
全山にとどろくばかりの大音声だいおんじょうは、山々の峰にこだまして、なみいる大衆の心をゆさぶった。前座主は、東塔の南谷みなみだに、妙光坊に入られる事になった。
「へい。天田越あまたごえの南谷みなみだにで、じじの代からの炭焼で」
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)