南畑みなみはた)” の例文
平八郎は格之助のおくがちになるのを叱り励まして、二十二日の午後に大和やまとさかひに入つた。それから日暮に南畑みなみはたで格之助に色々な物を買はせて、身なりを整へて、駅のはづれにある寺に這入はひつた。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)