“南檐”の読み方と例文
読み方割合
なんえん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
毅堂が『薄遊吟草』所載の作中に「七月十日ひとり南檐なんえんス。涼風西ヨリ来リ梧竹ごちく蕭然しょうぜんタリ。因テおもフ。余南中ニアルコトほとんど一年ト。悲ミ中ヨリ生ズ。一絶句ヲ賦シテ懐ヲ遣ル。」と題するもの及び「八月八日マサニ北総ニ遊バントス。鈴木彦之ニ留別ス。」
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)