トップ
>
千代萩
>
せんだいはぎ
ふりがな文庫
“
千代萩
(
せんだいはぎ
)” の例文
子供の名をお染にするというくらいの
凝
(
こ
)
り方で、千代のことは鶴千代と
千代萩
(
せんだいはぎ
)
で呼び、汚い汚いといいながらも子供を可愛がった。
蛍
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
「そのけえしゃ(会社?)のやつらあせんであぎ(
千代萩
(
せんだいはぎ
)
?)のさけえごぜんみてえなもんだ」五十年配の船頭が、「なあ」と倉なあこに云った
青べか物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「捕物じゃないよ。こいつはとんだ
千代萩
(
せんだいはぎ
)
さ、——だが、お家騒動はすることがネチネチして嫌だね」
銭形平次捕物控:115 二階の娘
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
五十年輩の
三味線弾
(
しゃみせんひ
)
きを一週に何度か日を決めて家へ迎え「
揚屋
(
あげや
)
」だの「
壺坂
(
つぼさか
)
」だの「
千代萩
(
せんだいはぎ
)
」に「
日吉丸
(
ひよしまる
)
」など数段をあげており、銀子も「白木屋」から始めた。
縮図
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
千
常用漢字
小1
部首:⼗
3画
代
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
萩
漢検準1級
部首:⾋
12画
“千代”で始まる語句
千代
千代紙
千代田
千代子
千代松
千代町
千代公
千代古
千代岡
千代香