“せんだいはぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
先代萩44.4%
千代萩44.4%
仙台萩11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
松島座で中村雀三郎じゃくさぶろう一座が先代萩せんだいはぎをやっていたので、仙台の先代萩はどんなものかしらという興味もあり、ちょっとのぞいてみたくなって立見席にはいった。
惜別 (新字新仮名) / 太宰治(著)
「そのけえしゃ(会社?)のやつらあせんであぎ(千代萩せんだいはぎ?)のさけえごぜんみてえなもんだ」五十年配の船頭が、「なあ」と倉なあこに云った
青べか物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
漸く人心地ひとここちに立ちかえりぬ、聞けば予が苦しさの余りに、仙台萩せんだいはぎ殿様とのさま御膳ごぜんを恋しく思いしよりも、なお待ちこがれし八合目の石室せきしつの炉辺にえられ、一行は種々の手段を施こし