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先代萩
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せんだいはぎ
ふりがな文庫
“
先代萩
(
せんだいはぎ
)” の例文
これは近年のことですが、その万金の側に食料品屋が出来て、屋根一ぱいの看板をあげたのが
浅田飴
(
あさだあめ
)
の広告で、「
先代萩
(
せんだいはぎ
)
」の
飯焚場
(
めしたきば
)
の
鶴千代君
(
つるちよぎみ
)
の絵でした。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
松島座で中村
雀三郎
(
じゃくさぶろう
)
一座が
先代萩
(
せんだいはぎ
)
をやっていたので、仙台の先代萩はどんなものかしらという興味もあり、ちょっと
覗
(
のぞ
)
いてみたくなって立見席にはいった。
惜別
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
芝居へ出て来る
先代萩
(
せんだいはぎ
)
の千松のように、
袂
(
たもと
)
の長い絹物の紋付を着て、頭も顔もお
稚児
(
ちご
)
さんのように綺麗になっていましたが、不思議なことに、
袴
(
はかま
)
の
裾
(
すそ
)
はぼけて、足は見えませんでした
銭形平次捕物控:051 迷子札
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
われもし政宗公の時代に生れていたならば、と
埒
(
らち
)
も無い空想にふけり、また、俗に
先代萩
(
せんだいはぎ
)
の
政岡
(
まさおか
)
の墓と言われている三沢初子の墓や、支倉六右衛門の墓、また
惜別
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
芝居へ出て來る
先代萩
(
せんだいはぎ
)
の千松のやうに、
袂
(
たもと
)
の長い絹物の紋附を着て、頭も顏もお
稚兒
(
ちご
)
さんのやうに綺麗になつて居ましたが、不思議なことに、
袴
(
はかま
)
の裾はぼけて、足は見えませんでした
銭形平次捕物控:051 迷子札
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
“先代萩(
伽羅先代萩
)”の解説
『伽蘿先代萩』(めいぼく せんだいはぎ)は、伊達騒動を題材とした人形浄瑠璃および歌舞伎の演目。通称「先代萩」。
(出典:Wikipedia)
先
常用漢字
小1
部首:⼉
6画
代
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
萩
漢検準1級
部首:⾋
12画
“先代”で始まる語句
先代
先代多助