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匆忙
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そうぼう
ふりがな文庫
“
匆忙
(
そうぼう
)” の例文
おしつまって来るほどに
匆忙
(
そうぼう
)
として日は暮れる、
床
(
とこ
)
の
間
(
ま
)
に
生
(
い
)
けてある水仙——もしくは鉢に植えてある水仙——も、その多忙のために余り
顧
(
かえり
)
みる人がなくって
俳句はかく解しかく味う
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
そこで、いいわけするが、福原旧都といい、大輪田ノ
泊
(
とまり
)
といい、一ノ谷古戦場群といい、この附近には、余りに史蹟が多すぎる。
匆忙
(
そうぼう
)
半月のコースには組みきれない。
随筆 新平家
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
戦陣
匆忙
(
そうぼう
)
のさいだ。首は武者の
母衣
(
ほろ
)
で包まれ、
血糊
(
のり
)
がにじみ出している。
私本太平記:12 湊川帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
秀吉はその
匆忙
(
そうぼう
)
な間、至極にやにやしていた。
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
匆
漢検1級
部首:⼓
5画
忙
常用漢字
中学
部首:⼼
6画
“匆”で始まる語句
匆々
匆卒
匆匆
匆
匆急
匆惶
匆慌
匆騒
匆々頓首