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勧進元
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かんじんもと
ふりがな文庫
“
勧進元
(
かんじんもと
)” の例文
旧字:
勸進元
どうせ
勧進元
(
かんじんもと
)
のサクラに言わせる細工で、ネタを洗えば人形の眼玉へ水でも塗るんだろう——ぐらいに思ったのですが、それにしても、少し細工が過ぎて
銭形平次捕物控:028 歎きの菩薩
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
此身
(
おりゃ
)
お前をだいて毎日々々
湊
(
みなと
)
の部屋(
勧進元
(
かんじんもと
)
)に相撲の稽古を見に
行
(
いっ
)
た、その産婆さんの
家
(
うち
)
は
彼処
(
あすこ
)
じゃ湊の稽古場は
此処
(
こっち
)
の方じゃと、指をさして見せたときには
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
首座のあたりには各流の老将が威儀をただして控えている中に、甲源一刀流の本家、武州秩父の
逸見利恭
(
へんみとしやす
)
の姿が目に立って、このたびの試合の
勧進元
(
かんじんもと
)
の格に見える。
大菩薩峠:01 甲源一刀流の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
神近市子は、理論的
勧進元
(
かんじんもと
)
として、親切に後進を見ているようだ。
昭和四年の文壇の概観
(新字新仮名)
/
平林初之輔
(著)
腕組みをしている一人の
勧進元
(
かんじんもと
)
らしい年寄りでありました。
右門捕物帖:12 毒色のくちびる
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
勧
常用漢字
中学
部首:⼒
13画
進
常用漢字
小3
部首:⾡
11画
元
常用漢字
小2
部首:⼉
4画
“勧進”で始まる語句
勧進
勧進帳
勧進田楽
勧進撚
勧進能
勧進奉加
勧進比丘尼