“勘文”の読み方と例文
読み方割合
かんもん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
京都府北桑田郡周山しゅうざん村の八幡宮の縁起に、康平年中に源義家が反臣安倍貞任を誅し、屍体を卜部ウラベ勘文かんもんにより四つに斬って四ヶ所に埋めたが
屍体と民俗 (新字新仮名) / 中山太郎(著)
たちまちにして消え去った後は白雲に化したと申します。そのとき安部殿(在貞)などのたてまつられた勘文かんもんでは、これは飢荒、疾疫群死、兵火起、あるいは人民流散、流血積骨の凶兆であった趣でございます。
雪の宿り (新字新仮名) / 神西清(著)
たちまちにして消え去つた後は白雲に化したと申します。そのとき安部殿(在貞)などのたてまつられた勘文かんもんでは、これは飢荒、疾疫群死、兵火起、あるひは人民流散、流血積骨の凶兆であつた趣でございます。
雪の宿り (新字旧仮名) / 神西清(著)