勇肌いさみはだ)” の例文
母親が甘う育てたからお前が左様なる身持になり、親分とか勇肌いさみはだの人と交際つきあいをして喧嘩の中へ入り、男達おとこだてとかなんとか実にどうもしからん致方いたしかた、不埓者め
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
その艶気つやけのある勇肌いさみはだがトンと国貞あたりの錦絵にしきえにありそうであった。眉山の容貌、風采、及び生活は洋画は勿論院派の日本画にもならないので、五渡亭ごとてい国貞あたりの錦絵から抜け出したようだった。