“剛蔵”の読み方と例文
読み方割合
ごうぞう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大塚信造と言った時のことから話しますが、父は大塚剛蔵ごうぞうと言って御存知でも御座ございますか、東京控訴院の判事としては一寸ちょっと世間でも名の知れた男で、剛蔵の名の示すごとく、剛直一端いっぺんの人物。
運命論者 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
と、断りながら、旗岡剛蔵ごうぞうという名刺をあわててさし出した。
旗岡巡査 (新字新仮名) / 吉川英治(著)