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前緒
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まえお
ふりがな文庫
“
前緒
(
まえお
)” の例文
道也先生は親指の
凹
(
くぼ
)
んで、
前緒
(
まえお
)
のゆるんだ下駄を立派な
沓脱
(
くつぬぎ
)
へ残して、ひょろ長い
糸瓜
(
へちま
)
のようなからだを下女の後ろから運んで行く。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“前緒(
鼻緒
)”の解説
鼻緒(はなお)は、下駄や草履などの履物を足に固定する仕組みで、狭義では前緒、すなわち履物の爪先側に穿たれた前壺にすげて、履物の両側に渡された横緒を固定する紐状ないし帯状の緒を指す。転じて、より広い意味では横緒も含めた緒全体を指すようになり、さらに西洋起源の履物としてのトングサンダルなどの同様の仕組みについても鼻緒という言い方が用いられる。
(出典:Wikipedia)
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
緒
常用漢字
中学
部首:⽷
14画
“前”で始まる語句
前
前後
前途
前方
前垂
前刻
前様
前栽
前屈
前掛