“前奏曲”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
プレリュウド50.0%
レ・プレリュード33.3%
ぜんそうきよく16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
丁度その時、兄のセザレウ※ッチのき初めた曲は、ショパンの前奏曲プレリュウドだつた。聴衆は、水を打つたやうな静寂しゞまの裡に、全身の注意を二つの耳に蒐めてゐた。
真珠夫人 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
リストの交響曲詩十二曲のうち、前記「タッソー」「前奏曲レ・プレリュード」のほかに、「マゼッパ」「ハムレット」などがある。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
イングラム孃は、誇らしげな樣子で、ピアノの前に掛けると、その純白の衣裳を女王のやうに擴げて、はなやかな前奏曲ぜんそうきよくきはじめた——同時に話しながら。