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初元結
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はつもとゆい
ふりがな文庫
“
初元結
(
はつもとゆい
)” の例文
ただそれよりもしおらしいのは、お夏が宿の庭に咲いた、
初元結
(
はつもとゆい
)
の小菊の紫。蝶の翼の
狩衣
(
かりぎぬ
)
して、
欞子
(
れんじ
)
に据えた机の前、縁の
彼方
(
あなた
)
に
彳
(
たたず
)
む風情。
式部小路
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
友禅菊という、葉や、咲きかたや色の今めかしい
品
(
ひん
)
のない花だが、芒のかげに一叢になっているのは、邪魔にもならないのでそのままにしてあるが、
初元結
(
はつもとゆい
)
にはとてもおよばない。
紫式部:――忙しき目覚めに
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
初
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
元
常用漢字
小2
部首:⼉
4画
結
常用漢字
小4
部首:⽷
12画
“初”で始まる語句
初
初心
初々
初手
初夏
初春
初陣
初秋
初午
初旬