刀鋒とうほう)” の例文
ここに雌雄しゆうを決しようとする両士、渾心こんしんの力を刀鋒とうほうにこめての気合いだから、いとも容易に動発しないとはいえ、流汗淋漓りんり、栄三郎の素袷すあわせの背には、もはや丸く汗のひろがりがにじみ出ている。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)