トップ
>
凴
>
もた
ふりがな文庫
“
凴
(
もた
)” の例文
其事
(
そのこと
)
彼事
(
かのこと
)
寂然
(
じゃくねん
)
と柱に
凴
(
もた
)
れながら思ううち、
瞼
(
まぶた
)
自然とふさぐ時あり/\とお辰の姿、やれまてと手を
伸
(
のば
)
して
裙
(
すそ
)
捉
(
とら
)
えんとするを、
果敢
(
はか
)
なや、幻の空に消えて
遺
(
のこ
)
るは
恨
(
うらみ
)
許
(
ばか
)
り
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
槭などの古木が茂っている右岸の崖を下りて、斜にのり出した木の枝に
凴
(
もた
)
れながら、横さまに見上げる。それでも深く
抉
(
えぐ
)
れ込んだ岩壁の奥にあるので、瀑身は全部見られなかった。
黒部川を遡る
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
凴
部首:⼏
14画
“凴”を含む語句
凴夢弼
凴拠
凴着