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凛冽
ふりがな文庫
“凛冽”の読み方と例文
読み方
割合
りんれつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
りんれつ
(逆引き)
雪を
孕
(
はら
)
んだ
凛冽
(
りんれつ
)
たる風が颯と一陣吹いて来た、対岸の山の中腹から、
濛々
(
もうもう
)
たる
吹雪
(
ふぶき
)
が渦を捲いて、竜巻のように空へ昇ると
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
凛冽
(
りんれつ
)
という文字のぴたりはまるもので、皮膚をさき骨をさすかと思った。さっきまでは登っていさえすれば温かかった。
新潮記
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
凛冽
(
りんれつ
)
たる開拓の意志が、目下の、腹にこたえるさまざまな感情を殺さねばならぬと思うのだ。他日計画の成ったとき、今日の冷酷さを思い描いて歓びを感ずるために。
石狩川
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
凛冽(りんれつ)の例文をもっと
(5作品)
見る
“凛冽”の意味
《名詞》
寒気が厳しいさま。凛烈。
(出典:Wiktionary)
凛
漢検1級
部首:⼎
15画
冽
漢検1級
部首:⼎
8画
“凛”で始まる語句
凛々
凛
凛然
凛烈
凛乎
凛寒
凛凛
凛々敷
凛〻
凛凄
“凛冽”のふりがなが多い著者
本庄陸男
山本周五郎
国枝史郎
永井荷風