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冷遇
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ふッ
ふりがな文庫
“
冷遇
(
ふッ
)” の例文
吉里も善吉を
冷遇
(
ふッ
)
てはいた。しかし、憎むべきところのない男である。善吉が吉里を慕う情の深かッただけ、平田という男のあッたためにうるさかッたのである。
今戸心中
(新字新仮名)
/
広津柳浪
(著)
冷遇
(
ふッ
)
て冷遇て
冷遇
(
ふり
)
抜いている客がすぐ前の
楼
(
うち
)
へ
登
(
あが
)
ッても、他の花魁に見立て替えをされても、
冷遇
(
ふッ
)
ていれば
結局
(
けッく
)
喜ぶべきであるのに、外聞の意地ばかりでなく、
真心
(
しんしん
)
修羅
(
しゅら
)
を
焚
(
もや
)
すのは遊女の
常情
(
つね
)
である。
今戸心中
(新字新仮名)
/
広津柳浪
(著)
“冷遇”の意味
《名詞》
冷遇(れいぐう)
冷淡な態度で対応すること。
低い待遇をすること。
(出典:Wiktionary)
冷
常用漢字
小4
部首:⼎
7画
遇
常用漢字
中学
部首:⾡
12画
“冷”で始まる語句
冷
冷笑
冷々
冷水
冷汗
冷酒
冷淡
冷評
冷飯
冷泉