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冠木
ふりがな文庫
“冠木”の読み方と例文
読み方
割合
かぶき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かぶき
(逆引き)
その門から一二間の広さでゆるやかに曲りながら十四五間ほど小砂利が敷かれて、其処にまた
蔦
(
つた
)
のからんだ古びた
冠木
(
かぶき
)
門がある。
村住居の秋
(新字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
ある暖かい日曜に、関さんとつれだって、羽生の原という
医師
(
いしゃ
)
のもとに
診
(
み
)
てもらいに出かけた。町の横町に、黒い
冠木
(
かぶき
)
の門があって、庭の松がこい緑を見せた。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
その
靴
(
くつ
)
は霜のいと夜深きに、空谷を鳴らして遠く
跫音
(
きょうおん
)
を送りつつ、行く行く一番町の曲がり角のややこなたまで進みけるとき、右側のとある
冠木
(
かぶき
)
門の下に
踞
(
うずく
)
まれる物体ありて、わが
跫音
(
あしおと
)
に
蠢
(
うごめ
)
けるを
夜行巡査
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
冠木(かぶき)の例文をもっと
(3作品)
見る
冠
常用漢字
中学
部首:⼍
9画
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
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