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内蔵
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うちぐら
ふりがな文庫
“
内蔵
(
うちぐら
)” の例文
旧字:
内藏
南と東の戸をあけて夫人は聴聞の席にした。それは寝殿の西の
内蔵
(
うちぐら
)
であった。北側の
部屋
(
へや
)
に各夫人の席を
襖子
(
からかみ
)
だけの隔てで設けてあった。
源氏物語:41 御法
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
富士見
(
ふじみ
)
にあるを
内蔵
(
うちぐら
)
ととなえ、
蓮池
(
はすいけ
)
にあるを
外蔵
(
そとぐら
)
ととなえたが、そのうち内蔵にあった一千万両の古金をあげてこの進発の入用にあてたというのを見ても
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
廊下続きの
内蔵
(
うちぐら
)
で、廊下の雨戸は外から破られ、主人の部屋から持出した鍵で、二重の締りを
易々
(
やすやす
)
と開け、中から明日の用意に積んであった千両箱を五つ、物の見事に持出してしまったのです。
銭形平次捕物控:055 路地の小判
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
内蔵
(
うちぐら
)
の中へ敷き物を一つお敷かせになって、中から戸に錠をかけてお
寝
(
やす
)
みになった。
源氏物語:40 夕霧二
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
内
常用漢字
小2
部首:⼌
4画
蔵
常用漢字
小6
部首:⾋
15画
“内蔵”で始まる語句
内蔵助
内蔵允
内蔵之助
内蔵助利三
内蔵介
内蔵吉
内蔵助成政
内蔵頭信基
内蔵頭
内蔵寮