“内果皮”の読み方と例文
読み方割合
ないかひ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この繊維質部は食用にならぬが、食用になるのはその次にある細胞質の部のみで、これが前記のとおり中果皮ちゅうかひ内果皮ないかひとである。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
そして果実全体からいえば、その部が外果皮がいかひ中果皮ちゅうかひとに当たり、ふくろの部分が内果皮ないかひと果実の本部とに当たるのである。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
そしてこの皮と肉とは、これはともにバナナの皮であるが、皮のようにげる皮は実はその外果皮がいかひで、これは繊維質せんいしつであるから、それが細胞質の肉部すなわち中果皮ちゅうかひ内果皮ないかひから容易にぎ取れるわけだ。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)