内庭ないてい)” の例文
おそらく、彼はそこから朝堂へ、まろび入りたかッたにちがいない。——朝堂八省の内庭ないていに入れば、大勢の公卿官人が執務している。
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そこは内庭ないていの出口か、或は壁でも腐っていたのだろうか。彼の体は、玉垣の中へまろび落ちていた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ほかに、内庭ないていに、近衛このえ。外門に、兵衛ひょうえの各兵部があった。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)